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〈主婦〉の学校

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あらすじ

1942年に創立された首都レイキャビクの中心部にある男女共学の家政学校「主婦の学校」。白く美しい建物が優雅な雰囲気を醸し出すこの学校には、現在でもアイスランド全土から、様々な期待を胸にした学生が集まってくる。ここは学位のためではなく、学びたい人が自分のために行く学校だ。 「私は手仕事に興味があるわ」 「将来使える技能を学べるのを楽しみにしてる」 「服に開いた穴を直す方法も習えるかな」 彼らの多くは寮で共同生活を送りながら、一学期3ヶ月の間、あらゆる家事や手仕事を基本から学んでいく。 秋学期は草原でのベリー摘みから始まる。摘んだベリーはジャムやケーキに使われる。学校では、調理や裁縫、編み物、刺繍、洗濯、アイロンがけなど、一つ一つを実践的に教えている。毎日の食事も調理担当の学生がつくる。学生は多くの課題制作や試験もこなしていかなければならない。カリキュラムが半分を過ぎる頃には、学生の家族を招待して、制作した作品の展示や料理をふるまうパーティーが開かれる。 歴史ある学校の卒業生たちは振り返る。 「料理や家の切り盛り、倹約することも教わった」(1947年在学/主婦) 「ジャガイモもゆでられない問題児でした」(1967年在学/美容家) 「台所仕事が怖かったのに、人に出す料理を作れるようになった」(2005年在学/俳優) 学校は地域に開かれている。学校開放日にはオードブルやケーキのビュッフェ、焼き菓子を販売する。そこで余ったケーキはホームレスの施設に届けに行く。学生は食べ物を無駄にしないことを学び、地域にも育てて貰っているのだ。 学校初の男子学生だった卒業生は語る。 「卒業するとき、校長に『あなたは幸運な男性になるわ』と言われた。 人生でうまくいかないことがあるたびに、その言葉を思い出し乗り越えてきた」 (1997年在学/芸術家) その後アイスランドの環境・天然資源大臣となった卒業生は語る。 「この学校の教育は昔からの内容だが時代遅れじゃない。今でも役に立つ。 入学して本当によかった」 (1997年在学) 性別に関係なく、「いまを生きる」ための知恵と技術を身につけた学生たちが、 今日も「主婦の学校」を巣立っていく。>


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#ドキュメンタリー