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カルマカルト
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あらすじ
都内の女子高生の間で噂される謎のカルト集団「カルマの娘」。 スピリチュアルに興味を持った女子高生達が集うオカルトサークルだというが、反面、裏では『赤い涙』と呼ばれる合成ドラッグを製造・密売する犯罪集団だとも言われている。 深夜、「業の娘」が怪しげな儀式を行っているという山中へ興味本位で訪れた女子高生「嘉山華」と友人「海藤雪」。だが、黒マントの女達に捕まり「赤い涙」を飲まされた「雪」は翌朝死体で発見され「華」も視力を失った。妹「雪」を殺された「海藤梓馬」は刑事の職を捨て、「カルマの娘」への復讐の鬼と化す。 しかし、「カルマの娘」の正体は一向に掴めず、８年の歳月が流れた。「雪」の遺体が発見された場所で再会した「梓馬」と「華」。唯一「カルマの娘」の正体を見た「華」だが、視力を失った事で確認ができず、事件の真相は闇に消えたと思われたその時、「梓馬」のもとに現れた一人の女「瀬崎麗美」。「麗美」はかつて「カルマの娘」のメンバーだったというが……。 一方、高校時代の恩師「毛利莞二」の邸宅に訪れた弁護士「藤堂奈留美」。「莞二」によると娘「朱梨」が何者かに誘拐されたという。事件を表沙汰にしたくない「莞二」に助けを請われ「奈留美」は犯人グループとの交渉に臨むが…。 「カルマの娘」と欲望の溺れた各人の思惑が複雑に絡み合い、やがて大きな悲劇に巻き込まれていく…。>